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中学受験の志望動機、保護者必見!例文と書き方のコツ|合格を掴む秘訣

中学受験の志望動機、保護者必見!例文と書き方のコツ

中学受験を考えているご家庭のみなさん、こんにちは!お子さんの志望校はもう決まりましたか?

いよいよ願書提出の時期が近づいてくると、「志望理由、どうしよう…」と悩んでしまう保護者の方も多いのではないでしょうか?

インターネットで、色々なサイトを参考にしている方もいるかもしれませんね。

でも、例文をそのままコピー&ペーストするだけでは、お子さんの個性や熱意が伝わりません。

中学受験の願書に書く志望理由は、お子さんにとって、そして保護者の方にとっても、とても大切なものです。

そこで今回は、中学受験の志望理由を保護者が書く際に役立つ例文集と、願書作成のポイントをご紹介します。

この記事のポイント

  • 中学受験の志望理由を保護者が書く際に、どのような点に注意すればよいか
  • どのような例文を参考にすればよいか
  • 願書作成全体における、志望理由の位置づけ
  • 保護者として、お子さんの受験にどう寄り添えばよいか

中学受験、志望理由を保護者が書く時に役立つ例文集

中学受験の志望動機、保護者必見!例文と書き方のコツ

部活を頑張りたい!そんなお子さんの志望理由、親はどう書く?

お子さんが中学受験をする理由が「部活を頑張りたいから!」という場合、親御さんとしてはどんな風に志望理由を書けばいいのでしょうか?

例えば、お子さんが野球を頑張りたいと思っているとします。

そんな時は、

息子は幼い頃から野球をしており、将来はプロ野球選手になることを夢見ています。貴校の野球部は、全国大会で優秀な成績を収めており、多くのプロ野球選手を輩出していることに魅力を感じております。説明会に参加した際、先生方から「文武両道」を大切にされているとお伺いし、学業と部活動の両立を支援する環境が整っていることに感銘を受けました。息子が貴校で野球に打ち込みながら、学業にも励み、大きく成長してくれることを期待しております。

のように書くことができます。

この例文では、息子の夢、貴校の野球部の実績、文武両道の環境という3つの要素を組み合わせて、志望理由としています。

ポイントは、

  • お子さんの夢や目標を具体的に書くこと 単に「野球が好き」と書くのではなく、「将来はプロ野球選手になりたい」のように、具体的な夢や目標を書くことで、お子さんの熱意が伝わります。
  • 学校の魅力と、お子さんの夢を結びつけること 学校の魅力をただ羅列するのではなく、お子さんの夢とどのように結びつくのかを明確に示すことが大切です。
  • 学校の説明会などで得た情報を盛り込むこと 説明会や学校案内などで得た具体的な情報を盛り込むことで、志望理由に説得力が増します。
  • 数字を盛り込むこと 例えば、「全国大会で3位入賞」や「プロ野球選手を5名輩出」のように、具体的な数字を盛り込むことで、志望理由の信憑性が高まります。

これらのポイントを押さえれば、お子さんの熱意が伝わる志望理由が書けるでしょう。

部活が理由で中学受験をする場合、それだけで志望理由として成り立つのでしょうか?

部活を頑張りたいという理由だけでは、やや説得力に欠ける場合があります。そのため、『学校の部活動の特徴が、お子さんの夢や目標とどう結びつくのか』を明確にすることが重要です。例えば、『プロ野球選手になりたいから、全国大会の実績がある野球部に入りたい』といった具体的なつながりを示すと、説得力が増します。

学校の教育方針に共感!親が書く志望理由の例文

学校の教育方針に共感して、その学校を選んだという場合も多いのではないでしょうか?

そんな時は、

貴校の教育理念である「自主性と創造性を育む」という言葉に深く共感し、志望いたしました。説明会で、生徒一人ひとりの個性を尊重し、自ら考え行動する力を育む教育を実践されているとお伺いし、大変感銘を受けました。息子は好奇心旺盛で、新しいことに挑戦することが大好きです。貴校の教育方針のもと、息子が自分の才能を最大限に開花させ、将来の夢に向かって進んでいくことを期待しております。

のように書くことができます。

この例文では、教育理念への共感、息子の性格、将来への期待という3つの要素を組み合わせて、志望理由としています。

ポイントは、

  • 共感した教育理念や教育方針を具体的に書くこと 単に「教育方針に共感しました」と書くのではなく、「自主性と創造性を育む」というように、具体的な言葉で書くことで、共感の度合いが伝わります。
  • お子さんの性格や特徴と、学校の教育方針を結びつけること お子さんの性格や特徴と、学校の教育方針がどのように合致しているのかを明確に示すことが大切です。
  • お子さんの将来像を具体的に書くこと 「将来の夢に向かって進んでいくことを期待しております」のように、お子さんの将来像を具体的に書くことで、志望理由に深みが増します。

これらのポイントを押さえれば、学校への共感が伝わる志望理由が書けるでしょう。

学校の教育方針に共感できるかどうかは、お子さんが6年間充実した学校生活を送るための大切な要素。親としても、しっかり考えておきたいポイントですね。

大学進学実績に期待!親が書く志望理由の例文

大学進学実績の良さに魅力を感じて、その学校を選んだという方もいるでしょう。

そんな時は、

貴校は、高い大学進学実績を誇り、多くの卒業生が難関大学に進学されていることに魅力を感じております。特に、息子が将来志望している医学部への進学実績が高いことに惹かれております。説明会で、進路指導に力を入れているとお伺いし、生徒一人ひとりの夢の実現をサポートする体制が整っていることに感銘を受けました。息子が貴校で充実した学習環境のもと、将来の夢に向かって努力し、大きく成長してくれることを期待しております。

のように書くことができます。

この例文では、大学進学実績、息子の将来の夢、進路指導体制という3つの要素を組み合わせて、志望理由としています。

ポイントは、

  • 具体的な大学名や学部名を挙げること 「難関大学」と書くだけでなく、「医学部」のように、具体的な大学名や学部名を挙げることで、志望理由の信憑性が高まります。
  • お子さんの将来の夢と、学校の進学実績を結びつけること お子さんの将来の夢と、学校の進学実績がどのように関連しているのかを明確に示すことが大切です。
  • 学校の進路指導体制について触れること 「進路指導に力を入れている」のように、学校の進路指導体制について触れることで、学校への期待感が伝わります。

これらのポイントを押さえれば、お子さんの将来に対する期待が伝わる志望理由が書けるでしょう。

大学進学実績を志望理由にする場合、具体的にどんな情報を入れるといいですか?

まず、お子さんの将来の目標と進学実績を結びつけることが重要です。例えば、『医学部進学を目指しているため、毎年〇〇大学医学部への合格者を輩出している貴校の進学実績に魅力を感じております』といったように、具体的な大学名や学部を入れると良いでしょう。

魅力的な学校設備!親が書く志望理由の例文

最新の設備や充実した施設に魅力を感じて、その学校を選んだという方もいるかもしれません。

そんな時は、

貴校の充実した図書館や最新のICT機器を備えた教室など、学習環境が大変充実していることに魅力を感じております。特に、娘は読書が大好きなので、蔵書数の多い図書館で多くの本に触れ、豊かな感性を育んでほしいと考えております。また、ICT機器を活用した授業を通して、娘が将来必要となる情報活用能力を身につけてくれることを期待しております。

のように書くことができます。

この例文では、図書館、ICT機器、娘の興味・関心という3つの要素を組み合わせて、志望理由としています。

ポイントは、

  • 具体的な施設名や設備名を挙げること 「充実した学習環境」と書くだけでなく、「図書館」や「ICT機器」のように、具体的な施設名や設備名を挙げることで、志望理由の信憑性が高まります。
  • お子さんの興味や関心と、学校の設備を結びつけること お子さんの興味や関心と、学校の設備がどのように関連しているのかを明確に示すことが大切です。
  • お子さんの将来像と、学校の設備を結びつけること 「豊かな感性を育んでほしい」や「情報活用能力を身につけてくれることを期待しております」のように、お子さんの将来像と学校の設備を結びつけることで、志望理由に深みが増します。

中学受験の願書、保護者が書く時のポイント

中学受験の志望動機、保護者必見!例文と書き方のコツ

親が書く志望理由、どんな点に注意する?

中学受験の志望理由を保護者が書く場合、いくつか注意しておきたい点があります。

  • お子さんの意見を尊重すること 親が一方的に志望理由を書いてしまうのではなく、お子さんの考えや気持ちを尊重しましょう。 お子さんと一緒に志望理由を考え、お子さんの言葉で表現するのを手伝ってあげましょう。
  • 学校ごとの特徴を捉えること 複数の学校を受験する場合、それぞれの学校の特徴を捉え、学校ごとに異なる志望理由を書きましょう。 同じ内容の志望理由を使い回すのは避けましょう。
  • 誤字脱字に注意すること 誤字脱字があると、せっかくの志望理由が台無しになってしまいます。 提出前に必ず誤字脱字がないか確認しましょう。 できれば、家族や友人など、第三者にチェックしてもらうと安心です。
  • 嘘や誇張を避けること 事実と異なることや、大げさな表現は避け、正直に書きましょう。 面接で突っ込まれた時に、答えられなくなってしまいます。
  • 丁寧な言葉遣いを心がけること 「ですます調」で書き、「貴校」などの敬称を正しく使いましょう。 また、句読点を正しく使うなど、基本的なマナーを守りましょう。

親が書く志望理由でも、お子さんの思いが伝わるようにするのが大切ですね。形式ばった文章にならないよう、親子で一緒に考えながら作成するのもおすすめです。

中学校に提出する志望理由、保護者向けの例文を紹介

では、具体的にどんな風に書けばいいのか、保護者向けの例文をいくつかご紹介します。

例1:

貴校の教育理念である「自主性と創造性を育む」という言葉に深く感銘を受け、志望いたしました。説明会では、生徒一人ひとりの個性を尊重し、自ら考え行動する力を育む教育を実践されているとお伺いし、大変魅力を感じました。息子は好奇心旺盛で、新しいことに挑戦することが大好きです。貴校の教育方針のもと、息子が自分の才能を最大限に開花させ、将来の夢に向かって進んでいくことを期待しております。

例2:

貴校は、高い大学進学実績を誇り、多くの卒業生が難関大学に進学されていることに魅力を感じております。特に、娘が将来志望している医学部への進学実績が高いことに惹かれております。説明会で、進路指導に力を入れているとお伺いし、生徒一人ひとりの夢の実現をサポートする体制が整っていることに感銘を受けました。娘が貴校で充実した学習環境のもと、将来の夢に向かって努力し、大きく成長してくれることを期待しております。

例3:

貴校の充実した図書館や最新のICT機器を備えた教室など、学習環境が大変充実していることに魅力を感じております。特に、息子は読書が大好きなので、蔵書数の多い図書館で多くの本に触れ、豊かな感性を育んでほしいと考えております。また、ICT機器を活用した授業を通して、息子が将来必要となる情報活用能力を身につけてくれることを期待しております。

志望理由書に保護者の意見を盛り込む時の注意点

志望理由書に保護者の意見を盛り込む場合は、あくまでもお子さんが主役であることを忘れずに、お子さんの意見を尊重しましょう。

親の意見ばかりが目立つような書き方は避け、お子さんの考えや気持ちを代弁するような書き方を心がけましょう。

中高一貫校の志望理由書、子どもの気持ちを大切に

中高一貫校の場合、6年間という長い期間、お子さんがその学校で過ごすことになります。

そのため、お子さん自身がその学校で学びたいという強い気持ちを持っているかどうかが大切です。

志望理由書を書く際には、お子さんの気持ちを尊重し、お子さん自身の言葉で書かせるようにしましょう。

高校受験の志望理由、保護者が書く時のポイント

高校受験の場合も、基本的には中学受験と同じです。

お子さんの意見を尊重し、学校ごとの特徴を捉え、誤字脱字などに注意して書きましょう。

中学受験の願書、子どもと親、どっちが書く?

中学受験の願書は、学校によって、子どもが書く場合と親が書く場合があります。

学校から指示がある場合は、その指示に従って書きましょう。

親が志望理由書を書く時に役立つヒント

親が志望理由書を書く際に役立つヒントをいくつかご紹介します。

  • 学校の説明会やホームページなどで、学校の特徴や教育方針をよく理解しておきましょう。
  • お子さんの性格や興味、将来の夢などを考慮して、学校とどのように結びつけられるかを考えましょう。
  • 具体的なエピソードなどを交えながら、お子さんの個性や熱意が伝わるように書きましょう。
  • 親目線だけでなく、お子さんの目線でも書いてみましょう。
  • 書き終わったら、必ず誤字脱字がないか確認しましょう。

大学進学を希望する理由、親はどう書く?

大学進学を希望する理由を親が書く場合は、

  • お子さんが将来どんな分野で活躍したいのか
  • そのためにどんな大学に進学したいのか
  • その大学でどんなことを学びたいのか

などを具体的に書きましょう。

また、その学校が大学進学に向けてどんなサポートをしているのかについても触れると良いでしょう。

願書に保護者氏名は必要?

願書に保護者氏名を記入する必要があるかどうかは、学校によって異なります。

願書に記入欄がある場合は、指示に従って記入しましょう。

志望理由を効果的に伝えるには?保護者目線の書き方

志望理由を効果的に伝えるには、以下のポイントを意識しましょう。

  • 具体的に書く 抽象的な表現ではなく、具体的な内容を書きましょう。 例えば、「貴校の教育方針に共感しました」と書くのではなく、「貴校の『自主性を育む』という教育方針に共感しました」のように、具体的に書きましょう。
  • 熱意を伝える お子さんがその学校で学びたいという強い気持ち、親御さんとしてお子さんを応援したいという気持ちなどを、言葉で表現しましょう。
  • 読みやすくする 誤字脱字や句読点の誤りなどに注意し、読みやすい文章を心がけましょう。 また、段落分けや改行を効果的に使うことで、読みやすさがアップします。

保護者の意向ってどんなことを書くの?

保護者の意向とは、お子さんの中学受験に対して、親としてどんな考えを持っているのかということです。

例えば、

  • お子さんの将来についてどんなことを考えているのか
  • どんな教育を受けさせたいと思っているのか
  • 学校にどんなことを期待しているのか

などを具体的に書きましょう。

中学受験の志望理由、保護者必見!ポイントまとめ

今回は、中学受験の志望理由を保護者が書く際に役立つ例文集と、願書作成のポイントをご紹介しました。

志望理由は、お子さんの個性や熱意を伝える大切なものです。

今回の記事を参考に、お子さんの合格を後押しするような、素敵な志望理由を作成してくださいね。

願書提出、頑張ってください!

まとめ

  • 志望理由は、お子さんの個性と熱意を伝える重要な要素である
  • 例文をそのままコピー&ペーストするのではなく、お子さんの状況に合わせて具体的に書き換える
  • お子さんの夢や目標を明確に示す
  • 学校の魅力と、お子さんの夢を結びつける
  • 学校の説明会などで得た具体的な情報を盛り込む
  • 教育理念への共感や、お子さんの性格と教育方針との合致点を示す
  • 大学進学実績など、学校を選ぶ決め手となった具体的な理由を挙げる
  • 図書館やICT機器など、学校設備の活用と子どもの成長を関連付ける
  • 誤字脱字、句読点などに注意し、丁寧な言葉遣いを心がける
  • 親の意見を押し付けるのではなく、子どもの意見を尊重する
  • お子さんの目線で、学校で学びたいという気持ちを表現する

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